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"シャトー・オー・ブリオンワイン"とは?
メドック地区とグラーヴ地区の二つの地区の格付けを持っているのが「シャトー・オー・ブリオン」である。また、栽培地名のもとに売られた最初のボルドーワインでもある。
シャトー自体は1550年に建てられ、畑の起源はジャン・ドゥ・ポンタックに帰する。 しかし「シャトー・オー・ブリオン」にまつわる話で一番有名なのは、フランス革命、ナポレオン帝政、そして王政復古の各時代を生き抜いた政治家、タレイラン。美食家としても有名であったタレイランは、少しの間、オー・ブリオンの城主でもあった。お抱えの料理長は当時フランス随一といわれたカレームで、外交官として出席したウィーン会議でカレームの料理とオー・ブリオンの美酒が各国の使節に振舞われたと言われている。この「シャトー・オー・ブリオン」を 1935年に、230万フランで買い取ったのが、アメリカの有名な財界人であるクラレンス・ディロン氏で、現在は、ルクセンブルグ大公国ロベール皇太子殿下が受け継いでいる。
オー・ブリオンはボルドーで最初に発酵槽にステンレスタンクを用いたことでもわかるとおり、技術革新に積極的なシャトーとした点でも有名で、その研究は醸造方法だけでなく、栽培、作業効率にも及んでいる。 新しくデザインしたボトルの形もその一つである。首が長く、より丸みのあるボディで、18世紀初期のクラレットボトルの形とほとんど同じである。これは、1958年のヴィンテージに初めて使用された。ラベル上のシャトーの魅力的な絵は、1920年頃変えられてしまうが、1974年のヴィンテージより再び、ラベルは本質的に最初のスタイルと同様である。
「シャトー・オー・ブリオン」は、1855年の格付けで、唯一メドック以外のシャトーとして、第1級の5大シャトーの一つに揚げられた。 また、1953年に作られたグラーブの赤13の公式格付けのトップの座を占めた。 「シャトー・オー・ブリオン」はメドックの1級ワインと比べて、ボディは強くないが、繊細でグラーヴ特有の甘美な香りと口当たりのよさが特徴のワインである。
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